
デジタル医療・介護を一般診療において実現させる
◆ 発行:日本医療企画
◆ 発売日:2019年5月31日
◆ 本体:175ページ
◆ 定価:本体2,500円(税別)
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標準医療情報センターが創設10年を記念し、医療保健分野に関する新規出版を支援する非営利事業を始めた第三弾の新著です。
本書は20年近く親交のある研究者2名が、触発され以下の実践新著の翻訳・編著第一部と(TECS:(Technology Enabled Care Services:デジタル技術が可能にした医療・介護サービス)その開業医等の一般診療の基本概念を病院等急性期医療に拡張し、これまでの英国へ実地調査に基づき、特に集中的な5年間にわたる研究調査をまとめ、病院専門誌に寄稿してきました。フェーズ3という病院専門誌寄稿を中心の編著第二部から構成されています。
詳細説明は次のとおりです。
現在英国を起点に米国・豪州でデジタル技術が医療保健分野で目覚ましい進化・発展を遂げつつあります。その基本概念はSTP(持続可能性と変革)でサイモン・スティブンスが2014年NHS(国民保健制度)イングランドの最高責任者に就任早々に発表したのが、2015度からスタート「NHSE改革5カ年計画」でした。
同時期に英国の王立大学のGP(一般診療医)学科の教授兼一般診療の臨床医として、30年以上に亘り教育と診療を実践してきたルース・チャンバース博士が、TECSと呼ばれる基本的、創造的イノベーションンの考え方、具現化したシンプル・テレヘルス・FLO(*)を提唱し、まとめたのが「デジタル医療・介護サービスを一般診療において実現する(Making digital healthcare happen in practice)」の実践的新著です。
(*)この具体的考え方は英国全体で広範囲で採用され、米国は退役軍人省で本格採用され拡大中であり、豪州でも採用され、進化発展途上にあります。これ等功績でルース・チャンバース博士はOBE(大英帝国将校の名誉称号)を授与されました。
備考: 本書の翻訳部分は、医師・看護師等医療サービス提供者とその他患者や介護者のサービス受益者の両方に配慮し、専門用語は両者に配慮することを心がけました。日本に健康保険制度と税金で運営されるNHS(英国医療保健制度)は、日本は高齢化人口の増大で生活保護受給者の増大で税金の投入が拡大し、両制度は大変似ており、英国の経験や運営ノウハウから学ぶことは大変多いと考える次第です。