表2  癌性疼痛治療の基本的な考え方

目  標 留 意 点
社会復帰 運動傷害や膀胱直腸傷害を伴わない方法、カテーテルなどの留置は否、
眠気、めまい、倦怠感などを伴わないことが望ましい、埋込み型脊髄刺激装置の適応、埋込み型注入ポートやポンプは可能
自宅療養(自立) 運動麻痺や膀胱直腸傷害を伴わない方法、カテーテルなどの留置はない方が望ましい、埋込み型脊髄刺激装置の適応、埋込み型注入ポートやポンプは適応
自宅療養(介護) 運動麻痺や膀胱直腸傷害を伴わない方が望ましい、持続皮下注射などのカテーテル留置はあってもよい、患者管理除痛法(PCA)は可、埋込み型脊髄刺激装置の適応、埋込み型注入ポートやポンプは適応
寝たきり(在宅) 持続皮下注射などのカテーテル留置はあってもよい、患者管理除痛法(PCA)は可、埋込み型注入ポートやポンプは適応
寝たきり(入院) 持続皮下注射、持続静脈内注射などのカテーテル留置はあってもよい、持続硬膜外鎮痛や患者管理除痛法(PCA)は可、埋込み型注入ポートやポンプは適応
終末期(意識あり) 侵襲やリスクの高い治療法は避ける、侵襲の少ない薬物治療や神経ブロック、硬膜外オピオイドなどが適応
終末期(意識なし) 基礎治療を優先する